【株】高配当投資をやめてインデックス投資に切り替え
高配当株への投資からインデックス投資に変えました。
高配当株に投資しているけど、インデックス投資に切り替えようか悩んでいる方に、参考になれば幸いです。
【結論】
高配当株を損切りしてインデックス投資を始めたら、リターンが改善しました。
僕は、米国のジェレミーシーゲル教授の著書「株式投資の未来」に影響されて、2017年から、高配当のたばこ株や石油株に投資しはじめました。
著書では、過去に高いリターンを残した銘柄の特徴として、配当を出し続ける銘柄が紹介されています。
配当を出す銘柄に投資し、株価低迷期にも配当を再投資することで、保有株数を増やす。その後、株価が回復すると、資産価値が爆発的に増えるそうです。
なるほど!
ということで、同じ銘柄を買い続けましたが、買ったタイミングも悪く株価が下がりました。
3年ほど塩漬けしていました。
高配当株を持っているときの心境って分かりますか?
いつかは株価が回復するかも。そのときは・・・\( 'ω')/
でもね、毎日上がらない株価を見ていると、不安になってくるんです。
株価の回復はいつか。
人生の卒業はいつか。
これが分かりません。
いつかを期待するより、明日を期待できるほうが楽しいと思いました。
今度は、株価が上がる銘柄に投資しようと思ったんです。
投資家ウォーレン・バフェットは奥さんに対し、S&P500に連動する低コストのインデックスファンドに投資するよう助言したそうです。
なるほど!(2回目)
ということで、S&P500に連動するETF(VOO)を買ってみると、毎日の株価チェックが楽しみになりました。
S&P500の成長を年率5%と仮定すれば、
1000万円の投資で年間50万円くらい増えます。ボーナス1回分を余分にもらえる計算です。
1500万円の投資なら年間75万円くらい。
S&P500への投資は投資額が大きくなると、博打を打つ必要がなくなってきます。
こうやってキャピタルゲインを得られると、実際にたくさんの配当金が支払われなくても利益が出るのは変わらないと気づきました。
それに、S&P500への投資は倒産リスクが少ないので、大船に乗った気持ちでいられるんです。
しかも構成される銘柄群は、マイクロソフト、アップル、アマゾンといった大型企業からなるドリームチームです。
大損する可能性が低いんですね。
例えば、100万円の投資で10%損すると90万円ですが、
あとから10%増やしても99万円となり、元の水準に戻りません。
一度大きく失敗すると、戻すのに時間をロスしてしまうんです。
というわけで、僕がインデックス投資に切り替えた理由を紹介しました。
ほかにも、米国情報技術セクターに連動するVGTというETFも買いましたが、
今後はこれらETFを基本に投資していきます。
良いものを長くもつことでゆっくり資産を増やせればいいですね。
ちなみに、アストンマーティン・DB5は古き良き名車ですが、
ウォーレンバフェットはキャデラックに乗っているそうです。